「デリバティブ取引」のリスク等重要事項について


下記記載事項は、デリバティブ取引の内容について、お客様に特にご留意頂きたい重要な事項です。当社でのお取引をご検討頂くにあたっては、下記のリスク等重要事項※を熟読し、必ず事前に十分にご理解の上、納得した場合にのみお取引を行ってください。

※下記のリスク等重要事項は、当社の扱うデリバティブ取引に伴う典型的なリスクを簡潔に説明したものであり、デリバティブ取引から生じる一切のリスクを漏れなく示すものではありません。

デリバティブ取引に共通するリスク等重要事項


1. デリバティブ取引はハイリスク・ハイリターンな取引であり、元本保証はありません。

2. 相場状況の急変によりビッド(お客様の売付)価格とアスク(お客様の買付)価格のスプレッド幅が広くなったり、意図したお取引ができなかったりする恐れがあります。

3. 当社のデリバティブ取引は、インターネットを利用した電子取引であるため、電子取引に伴う様々なリスクがあります。下記01.~03.は典型的なリスクとなります。

01 .当社又はお客様、当社のカバー先、当社のシステム委託先、通信回線業者他の第三者が所有するシステム機器や通信回線に異常・障害(システム障害)が発生した場合には、注文の受発注、執行、確認、取消し、金銭の受払いなどが行えなくなる可能性があり、機会利益の喪失などのリスクが発生します。

02. お客様が売買注文の入力を誤った場合等、意図しないレートで取引が成立してしまうことがあります。

03. 当社のデリバティブ取引に使用するお客様のパスワード等が、第三者に譲渡、貸与、漏洩、又は窃盗されることにより、お客様に損害が発生することがあります。

4. 上記のほかにデリバティブ取引に係るリスクとして下記のリスクがあります。

(1) 価格変動のリスク

取引対象である銘柄の価格変動、為替相場の変動により損失が生じることがあります。お客様が当社に預託した証拠金を担保として、実際に多額の取引をすることから、銘柄の変動が損益に与える影響は、証拠金と取引額の倍率に従って大きく増幅され、その損失額が証拠金額を上回ることがあります。

(2) 信用リスク

① お客様と当社の相対取引であるため、取引の相手方である当社の信用状況等によりお客様が損失を被る可能性があります。

② お客様から預託を受けた証拠金は、法令に基づき当社の自己資金とは分別して管理しますが公的保護の対象ではないため、当社及びカバー先等の信用状況によっては当社の財産状況に影響が及ぶ可能性があり、その結果、お客様が損失を被るおそれがあります。

(3) スリッページリスク

お客様の端末と当社のサーバとの間の通信時間及び当社サーバでの注文受付後の約定処理時間により、お客様の発注時の画面表示価格と実際の約定価格との間に価格差(これを「スリッページ」といいます。)が発生する場合があります。「スリッページ」は、お客様にとって有利となる場合もあれば、不利となる場合もあります。

特に、重要経済指標発表時や、週末発生した突発事象、重要な国際イベントの開催により翌週に大きな相場変動があった場合、スリッページが予想外に拡大する場合がありますので、ご注意ください。

(4) 流動性リスク

戦争、事変、天変、紛争、各国為替政策・規制の変更といった特殊な状況が発生した場合など、急激な変動に遭遇することがあり、相場急変によりお客様への価格提示が困難になった場合、お客様は保有ポジションを解消(決済)することや、新規買付が困難となる可能性があります。

5. 当社のデリバティブ取引の取引手数料は無料です。したがって、取引時にお客様と当社が合意したレートがそのまま約定レートとなります。但し、今後、取引手数料は変更される場合があります。

6. デリバティブ取引は、お客様と当社の相対取引であり、お客様の注文に対して当社が相手方となって注文を成立させるものであって、取引所への取次ぎは行いません。当社は、お客様との取引から生じるリスクの軽減を目的として、下記のカバー取引先を相手方としてカバー取引を行っております。したがって、そのカバー取引先の信用状況によっては、当社の財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があり、お客様が損失を被る危険性があります。一方、カバー取引は、お客様が当社と行うデリバティブ取引から独立した取引です。したがって、下記のカバー取引先は、お客様が行うデリバティブ取引について、お客様の取引相手方となるものではなく、お客様の証拠金や当該取引から発生し得る損失その他お客様の取引の内容もしくは決済又は清算、あるいは当社のお客様に対する債務について、何ら責任を負うものではありません。また、下記カバー取引先は、お客様が当社と行うデリバティブ取引やカバー取引に関するお問い合わせに応じることは一切ありません。

[カバー取引先](カッコ内は、監督を受けている外国の当局の名称)
LMAX Broker Limited
金融商品取引業:英国(FCA:英金融行為監督機構)

Prosperous Securities Limited.(プロスペラス セキュリティーズ リミテッド)

金融商品取引業:ケイマン諸島(CIMA:ケイマン諸島金融庁)

STRAITS FINANCIAL SERVICES PTE. LTD.(ストレイツ フィナンシャル サ

ービシーズ プライベート リミテッド)

金融商品取引業:シンガポール(MAS:シンガポール金融管理局)

7. お客様から預託を受けた証拠金については、日証金信託銀行株式会社(以下「信託会社」という。)に金銭信託により、当社の自己資金とは明確に分別して保全・管理しております。

8. お客様から、当社が指定する証拠金振込先銀行(三井住友銀行、みずほ銀行、楽天銀行、PayPay銀行、三菱UFJ銀行、住信SBIネット銀行、ゆうちょ銀行、イオン銀行、セブン銀行、GMOあおぞらネット銀行)の預託証拠金専用の口座(以下「証拠金口座」という。)にお振込みいただいた証拠金については、お客様が当社にお持ちの取引口座にお客様の資産として全額が追加されます。

9. お客様は、注文執行後に当該注文に係る契約を解除すること(クーリングオフ)はできません。

FX取引に関するリスク等重要事項


1. FX取引は、取引金額(想定元本)がその取引についてお客様が預託すべき証拠金の額に比して大きいため、外国為替相場の変動がお客様の損益に与える影響は、証拠金と取引額の倍率にしたがって大きく増幅されます。したがって、外国為替市場の変動で多額の利益を得ることもありますが、その一方で短期間のうちに多額の損失を被る可能性があります。損失額は預託された証拠金額を超えることもあります。

2. FX取引に関して、新規注文(注文訂正を含む。)の際、取引対象通貨ペアの新規建て玉時(注文訂正時を含む。)における証拠金が、法令等で定める証拠金率に満たない場合、又は、当社の定める水準に満たない場合、出された新規注文は受け付けられません。

3. 二国間の金利変動により、直物レートが大きく変動することがあります。また、各国の金利水準は、時として大きく変動することがあり、FX取引に係る日々のスワップポイントにも影響します。なお、取引対象である通貨の金利の変動によりスワップポイントが受取りから支払いに転じることもあります。

4. EA/スクリプトを使用したお取引にはEA/スクリプト取引手数料がかかります。EA/スクリプト取引手数料は、対象の5通貨ペア(USDJPY、EURJPY、GBPJPY、AUDJPY、EURUSD)で新規1万通貨のお取引あたり20円です。※対象通貨ペア以外のEA/スクリプト取引手数料は無料です。

5. 外国為替市場では翌週の始値が前週の終値から大きく乖離した水準で始まることがあります。このような場合、FX取引において、仮にストップロス注文を入れていても、注文レートから大きく乖離したレートで取引が実行される場合があります。

6. 重要な経済指標発表時等の著しい相場変動時は、FX取引において、ストップ注文価格と成立価格にずれが生じる場合があります。

7. FX取引に関して、お客様の「証拠金維持率」が下記01.~02.の条件に該当した場合、当社はお客様に通知することなく、お客様口座内の未決済のポジションを強制的に決済(ロスカット)します。

01. 当社の定める水準を下回った場合

02. 当社が定める営業日毎の一定の時刻(「証拠金率判定時刻」)において、お客様の口座全体の証拠金率が法令等で定める額又は当社の定める水準を下回った場合

詳しくは、FXTF GX-FX取引説明書「8.FXTF GX-FX取引要綱」及びFXTF MT4取引説明書「8.FXTF MT4取引要綱」の「10.証拠金」及び「11.ロスカット」をご参照下さい。
但し、相場が急激に変動した場合には、ロスカットがあっても、証拠金の額を上回る損失が生じることがあります。

商品 CFD 取引に関するリスク等重要事項


1. 商品CFD取引は、取引金額(想定元本)がその取引についてお客様が預託すべき証拠金 の額に比して大きいため、取引対象である銘柄の価格変動がお客様の損益に与える影響は、証拠金と取引額の倍率にしたがって大きく増幅されます。したがって、多額の利益を得ることもありますが、その一方で短期間のうちに多額の損失を被る可能性があります。損失額は預託された証拠金額を超えることもあります。

2. 商品CFD取引に関して、新規注文(注文訂正を含む。)の際、取引対象銘柄の新規建て玉時(注文訂正時を含む。)における証拠金が、法令等で定める証拠金率に満たない場合、又は、当社の定める水準に満たない場合、出された新規注文は受け付けられません。

3. 金利水準は、時として大きく変動することがあり、日々のスワップポイントにも影響します。その時々の金利水準によって、スワップポイントは変動し、場合によってはスワップポイントが受取りから支払いに転じることもあります。

4. 商品CFD取引では翌週の始値が前週の終値から大きく乖離した水準で始まることがあります。このような場合、仮にストップロス注文を入れていても、注文レートから大きく乖離したレートで取引が実行される場合があります。

5. 重要な経済指標発表時等の著しい相場変動時は、注文価格と成立価格にずれが生じる場合があります。

6. 商品CFD取引に関して、お客様の「証拠金維持率」が下記01.~02.の条件に該当した場合、当社はお客様に通知することなく、お客様口座内の未決済のポジションを強制的に決済(ロスカット)します。

01. 当社の定める水準を下回った場合

02. 当社が定める営業日毎の一定の時刻(「証拠金率判定時刻」)において、お客様の口座全体の証拠金率が法令等で定める額又は当社の定める水準を下回った場合

詳しくは、FXTF GX-商品CFD取引説明書「7. 商品 CFD 取引要綱」の「10.証拠金」及び「11.ロスカット」をご参照下さい。 但し、相場が急激に変動した場合には、ロスカットがあっても、証拠金の額を上回る損失が生じることがあります。

オプション取引に関するリスク等重要事項


1.  オプション取引の新規取引は、オプション取引の買いのみとなり、最大損失額が限定される取引ですが、元本や利益の保証が無くリスクを伴う取引です。また、オプション取引には取引期限があり、取引期限までに決済されなかったポジションは自動的に清算されます。

2. 上記のほかにオプション取引に係るリスクとして下記のリスクがあります。

(1) 価格変動のリスク

オプション取引の価格であるプレミアムは、原資産の価格やボラティリティの変動、権利行使期限までの時間、ならびに金利水準により変動し、損失が発生することがあります。また、オプション取引においては、原資産価格がノックアウト価格に到達した場合は、オプションの権利は消滅し、0円となります。

(2) 流動性リスク

戦争、事変、天変、紛争、各国為替政策・規制の変更といった特殊な状況が発生した場合など、原資産市場の相場は急激な変動に遭遇することがあり、相場急変によりお客様への価格提示が困難になった場合、お客様は保有ポジションを解消(決済)することや、新規買付が困難となる可能性があります。

3.  オプション取引の取引手数料は無料です。したがって、取引時にお客様と当社が合意した価格がそのまま約定価格となります。オプション取引の取引価格は、オプションの本質的価値(原資産価格と権利行使価格(=ノックアウト価格)の差)に、ノックアウトプレミアム(当社が原資産価格のボラティリティやオプションの残存期間等から定める値)を加えた価格です。但し、今後、取引手数料は変更される場合があります。

暗号資産CFD取引に関するリスク等重要事項


1. 当社の暗号資産CFDの取引手数料は無料です。したがって、取引時にお客様と当社が合意したレートがそのまま約定レートとなります。レバレッジ手数料は、当社が営業日単位で指定する料率が適用されます。なお、その料率は、相場状況によって日々変動するため、固定値として事前にお示しすることはできません。日々のレバレッジ手数料は当社ホームページよりご確認ください。※レバレッジ手数料は消費税等の課税対象となります。

2. 暗号資産は法定通貨(本邦通貨又は外国通貨)ではありません。また、特定の国家又は特定の者により、その価値を保証されているものではありません。暗号資産は代価の弁済を受ける者の同意がある場合に限り、代価の弁済に使用することができます。当社が暗号資産CFDにおいて取り扱う暗号資産については「取扱暗号資産の概要説明書」をご参照ください。

3. 暗号資産は一般的に法定通貨と比較して流動性の面で劣ります。価格の急変動時や流動性の低下時には、提示レートの売値と買値のスプレッドが拡大したり、新規及び決済の注文が困難になるなど、お客様が意図した取引が行えない可能性があります。また、マーケットの状況によっては、一時的に取引条件を変更し、又は制限が加わる場合があります。

4. 暗号資産CFDは元本が保証された取引ではありません。暗号資産CFDは、取引対象である暗号資産の価格変動によって損失が生じる可能性があります。また、取引金額(想定元本)がその取引についてお客様が預託すべき証拠金の額に比して大きいため、損失が差し入れた証拠金を上回る可能性があります。

5. 成行注文を行う場合、発注時に取引システムの画面に表示されている価格と、実際の約定価格に差が生じる場合があります。当該価格差(スリッページ)は、お客様の端末と当社システムの間の通信及び注文を受け付けた後の当社システムにおける約定処理に要する時間経過に伴い発生するもので、有利になる場合もあれば、不利になる場合もあります。なお、成行注文は約定処理を行うサーバーに到達した時点から一定時間、約定すべき有効な価格の配信が行われなかったときや流動性が低下しているときには、注文が失効する可能性があります。また、指値注文及び、逆指値注文においては、原則としてその時の最新価格で約定するため、お客様の指定した価格と同一の価格配信がない場合は、スリッページが発生する可能性があります。

6. 暗号資産CFDに関して、お客様の「証拠金維持率」が下記①②の条件に該当した場合、当社はお客様に通知することなく、お客様口座内の未決済のポジションを強制的に決済(ロスカット)します。

①当社の定める水準を下回った場合。

②当社が定める営業日毎の一定の時刻(「証拠金率判定時刻」)において、お客様の口座全体の証拠金率が法令等で定める額又は当社の定める水準を下回った場合。

詳しくは、FXTF GX-暗号資産CFD取引説明書「8.暗号資産CFD取引要綱」の「10.証拠金」及び「11.ロスカット」をご参照下さい。但し、相場が急激に変動した場合には、ロスカットがあっても、証拠金の額を上回る損失が生じることがあります。

7. 当社が取り扱う暗号資産のビットコイン及びイーサリアムについては、ハードフォークにより、暗号資産が2つに分岐し、相互に互換性がなくなるおそれがあります。その場合、当社の判断で分岐前の暗号資産の取引を一時中断することがあります。また、当該暗号資産の大幅な価値下落、または取引が遡って無効になるリスクがあります。

8. 悪意あるマイナーが暗号資産のブロックチェーンネットワークにおいて計算能力の51%以上を有した場合、不正な取引が意図的に配信されるリスクがあります。