福寄式チャート戦略①(主軸チャート)

福寄式定型チャート「fukuyori_SS」「fukuyori_M5_M20」を使って動画解説。

福寄式MT4チャート(主軸チャート)解説動画

福寄式のチャート「fukuyori_SS」「fukuyori_M5_M20」を使って”取引基準を確率する”具体的な方法や考え方を知ることができます。エントリーから決済までの判断基準を明確にしたお取引を行うために、一見の価値のあるセミナーとなっています。是非ご視聴ください。

福寄式チャートを表示する準備


チャート上で右クリック>「定型チャート」を選択し、
以下の定型チャートはありますか?


以下がある場合は、選択するとチャートに反映できます。
・ fukuyori_ma20_ma5
・ fukuyori_SS
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ない場合、以下の5つのファイルを追加してください。


※必ず5つ全て追加してください。定型チャートとインジケータは追加方法が異なります。
・ fukuyori_ma20_ma5.tpl(定型チャート)
・ fukuyori_SS.tpl(定型チャート)
・ FXTF-Fukuyori_SpearmanRankCorr.ex4(インジケータ)
・ FXTF-Fukuyori_gaitame_Stochastic20tape.ex4 (インジケータ)
・ FXTF-Fukuyori_Bollinger Bands.ex4 (インジケータ)
Point

福寄式チャートは2つのチャートを場面毎に使い分けます。

定形チャート1 「基本中の基本:MA5&MA20チャート」

福寄式定型チャート「fukuyori_ma20_ma5」は5SMA(単純移動平均線の5本足)と20SMA(単純移動平均線の20本足)を表示したシンプルなテクニカルチャートです。

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最も重視するのは単純移動平均の20本足、20SMAです。これと比較してより短い時間軸の流れを知るために5SMAを表示します。更に「最もリアルタイムでダイレクトな指標」として現在レートがあります。MA2本と現在レートとの位置づけ、3要素比較は自然に行う癖をつけましょう。

シンプルなチャートで広範囲を俯瞰して精度の高い場面選定を行う

為替は全ての場面で基本的に「相対的なもの」です。 複数の通貨ペア、時間軸をシンプルでブレの無い指標で比較することでより勝ちやすい場面を拾います。

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前提として

現在レート>5SMA>20SMAと綺麗に同方向に並んでいる場合 ⇒ トレンド
交錯している場合 ⇒ 揉みあい

これが複数の時間軸(5Mと4H)で同傾向が出ているのか、異なる時間軸でさらに交錯しているのか、を見ることでより具体的に場面を把握します。

一つ一つ、丁寧に見る

現在レートは2本のSMAに対してどちら方向にあるか
5SMAは20SMAをどの方向にクロスしているか
に加え、直近の高値/安値に対してどの値位置かを見る。

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①トレンド狙いの場合、長期・短期で同じ方向性のものに注目

今回の場面では
EUR/USDをトレンドフォローするのが好ましいと判断します。
理由としては

①長期・短期で方向感が同じ
②GBP/USDとEUR/USDはどちらも波形が似ていてUSDが売られている。
長期で上抜けしていて且つ、短期でも揉みあいのあと上トライしていることから基本的にドルストレートではドルを売って買い参戦したい場面。
③EURとGBPでいうと長期で高値を抜けているEUR/USDを優先的に。
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EUR/USDのトレンドフォローが決まったら、エントリータイミングは5Mで決めます。
短期の揉みあいの中で現在レートがSMAを2本とも上抜いた場面でエントリー、というのがこの場面だと最も好ましいと判断します。 長期を抜けた後のこのような場面は、結構な確率で短期の高値CAPを抜けてきます。 ⇒ 明確なトレンド(レンジブレイク時)は、なにはなくともフォローを重視!

損切りと利確のタイミング


損切り①はすぐに逃げたいとき、損切り②は攻めたいときに使います。資産状況・ファンダメンタル等、臨機応変に決めましょう。
・損切り①:5Mで3要素が下並び、または現在レートがSMA2本をデットクロスした場面で一旦逃げる。
・損切り②:4Hの5SMAにタッチしたら逃げる。
・利確①:4H~日足まで広げて直近高値が見えたらそこで一旦逃げる。
・利確②:損切り①と同じ。どこまで伸びてもどこかのタイミングでSMAを現在レートは下回る。
引っ張りたい場合は5SMAが20SMAの上にある間は引っ張る、SMAがデットクロスしたら逃げる。


②トレンドよりも反動や揉み合いを短期売買的に抜いていきたい場合


市場の材料が少なく、トレンドが期待し難い場面はままあります。
そういう場面では「トレンドが出きっていない場面」
または「ブレイク失敗になりそうな場面の反動や揉み合い」を狙う。

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今回の場面では
EUR/USDをトレンドフォローしなかった場合、USD/JPYを回転売買することも検討していました。
理由としては

①長期・短期で方向感がチグハグ
②短期で高値を抑えられ、且つ、SMA2本をデッドクロス⇒良いエントリーポイントに見えた。
③他の通貨の値動きに比べてUSD/JPYの値動きは浅く、ブレイク失敗もあり得ると思った。
※浅さ、を具体的にいうと、4H足水準で40pips未満の動きは「浅い動き」として懐疑的に見ている。
④ドルが売られている地合いでUSD/JPYがガンガン伸びる可能性はやや低め。
といった感じ。ただ、4Hが高値抜けしているので利食いは細かく小さく抜いていくイメージです。

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揉み合いのレンジ相場の取引は定型チャート2「fukuyori_SS」を使います。

定形チャート2 レンジ相場での回転売買用3段オシレーター(15分足推奨)


オシレーターは場面選定がとくに重要!
オシレーターを活かすのは「大きな材料変化やトレンドがない場面」であることを肝に銘じて、場面選定をしっかりと行ったうえで活用してください。

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大まかな設定内容と、注目ポイント


オシレータの並列チャートは基準や視点が一気に増えるため解釈の幅が増します。
が、それは恣意的なチャート理解にも繋がるためポイントと視点を絞ります。

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重要度順に、

①直近の高値/安値と現在レートの位置
②ミドルバンドの傾き
⇒ミドルバンドが右上がりに傾いていれば上方向にいくことが多い。傾きと合わせて3シグマラインがしっかり反転しているかを確認する。 反転がなく開ききっていると本当にトレンドが出ている可能性が高い。
③オシレーターが3本あるので優先度を付ける⇒スローストキャスティクス(SS)を主軸とする。
※SS以外は大体基本のパラメータ。SSのみ通常よりやや鋭敏に13,3,3としている。
⇒売りで入る場合、SSが80を上から下に抜けてくるのが理想。
買いで入る場合、SSが20を下から上に抜けてくるのが理想。
RCIは現在レートのだましを少なくしたもの程度に見ている。MACDは鈍めなのでだましが一番少ない。
3本のオシレーターの流れを見てエントリー
④このチャートだけで判断しない。
並行して「fukuyori_ma20_ma5」チャートで他通貨ペアのバランスやトレンド状況をチェックする。

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思考順序


最初のポイントは「場面選定、入ってよいか」の判断。
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次に来るのはエントリーする場合の利食い/撤退イメージと判断基準。
短期売買は上か下を当てるのではなく、収支の合う基準策定が重要。

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①定型チャート1「fukuyori_M5_M20」でレンジ相場と判断 
⇒ 上記チャート「fukuyori_SS」を見る
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②高値との設置状況から撤退ラインを判断(高値更新で損切り)
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③エントリーポイントから損切りの値幅以上に利食いが見込めそうか?TGT1はどこを狙えるか見る
例)112円35銭近辺でエントリー、高値48銭の場合、利食いが20銭近くは見込める場面じゃないと厳しい。(勝率で補正はするが、単純比較として)そうなると112円15銭水準までの抵抗があるかどうか確認。⇒ここまでの高値/安値の抵抗値は10銭近辺。それも緩め。⇒20銭以上見込めるので○
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④オシレーターの水準(理想は売りの場合80より上から下に向けて反転。80レベルを跨ぐ形が綺麗。難しい場合は上半分~3割程度でも検討。)※この場面ではスローストキャスティクスを見ます。
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⑤ここまでの判断をした時点で35銭近辺で下トライの場面を維持しているかどうか。(思考のスピード勝負)短期売買で後手で参加する位であれば、再度好きな波形を待つ方がベター。
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⑥短期で利益を乗せた後、中長期まで引っ張れるかは「fukuyori_M5_M20」チャートでチェック。
 今回は4Hのブレイク後サポート、111円90~112円が堅そう。
 ⇒回転重視のほうが最初は吉。明確に割り込んだらフォローも可。


ターゲットレート(TGT)の補足


ターゲットレート1(TGT1)は撤退ラインに対して見合う水準
この手法は場面選定重視⇒勝率重視なので、同Pips抜きの場合はかなりの確率でTGT1は利食いが入れられます。

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エントリーレート112円35銭、撤退ライン(損切り)112円50銭(値幅15銭)に対して、
①TGT1は112円20銭 ⇒ イーブンライン
TGT1に到達したらオシレーター水準見てTGT2狙うか決める。
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②TGT2は112円ちょうど ⇒ 一つ目の心理的節目
TGT3・TGT4まで引っ張れるかどうかは「fukuyori_M5_M20」を見て判断。
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③TGT3は111円80銭 ⇒ 前週までの高値レジスタンス ※重要
④TGT4は111円30銭 ⇒ 前週のクローズ~今週オープン時の水準。直近で一番サポートとして機能していた水準=111円ちょうど

福寄 儀寛さんプロフィール

福寄 儀寛さん 1977年11月8日生まれ。22歳の時より海外ブローカーを用いて FX取引を開始。以後17年間FXトレーダーとして投資技術を研鑚。
取引の主軸に用いるのは短期・長期それぞれの場面に最適化して使い分けるテクニカルチャートだが、最も大切な技術は「リスク管理とポジションサイジング」であり、チャートはあくまでそのためのツールとして用いる。
現在はIT企業を複数社経営する傍ら、現役FXトレーダーとして個人投資家へ正しい投資技術を啓蒙するための活動にも従事。

【当社主催のセミナーについて】
本セミナーは、投資判断の参考と­なる情報の提供を目的として開催するもので、投資方針や時期選択などの最終決定はご自­身で判断されますよう、お願い致します。