ビットコインとは

今話題の「ビットコイン」について説明します。


ビットコインとは?

ビットコインとは_1 ビットコインは2008年にナカモトサトシ名義で発表された論文に基づき2009年1月3日から運用がスタートした仮想通貨です。
ビットコインの取引単位はBTCと表記され、ドルや円などの法定通貨とも交換することができます。

仮想通貨にはビットコインのほかに、ライトコイン、イーサリアム、リップルなどそれぞれ特徴のある通貨が存在します。


金融庁が「貨幣の機能」を認定
2016年2月23日大きなニュースがありました。自由な通貨であるビットコインを
金融庁が単なる「モノ」としての扱いから「通貨」として認定したのです。


仮想通貨を「貨幣」認定 金融庁、法改正で決済手段に 【日経新聞電子版】
 http://www.nikkei.com/article/DGXLASGC23H0N_T20C16A2MM8000/


この決定により国内におけるフィンテック(金融とITによるイノベーション)の
さらなる発展が期待され、株式相場では連日フィンテック関連銘柄の高騰が目立ちました。


ビットコインのしくみ

ビットコインは法定通貨と違い、中央銀行や公的な発行体が存在しません。
ブロックチェーン技術を使ってインターネット上で管理される分散型(P2P)通貨なので、
公的発行体を介さずに直接取引が実現しています。
これにより、自国通貨に不安のある人々にとっては、ビットコインへの交換がリスク回避にもなりますし
世界中へ安全・低コストで、短期間に送金することが可能な事も次世代を牽引するしくみです。

※P2P(Peer-to-Peer)とは
ネット上で対等な関係にある端末同士が直接接続を行い、情報交換できる通信システム。


ビットコインの購入方法

ビットコインを入手する方法は3つあります。

①取引所から購入
②持っている人から貰う
③ビットコインマイニングで報酬を得る

上記のうち、マイニングは年々採掘が難しくなっているため、個人でのマイニングは現実的ではありません。


ブロックチェーンとは?

ビットコインとは_6 ブロックチェーンはその名の通り、ブロックが1本の鎖のようにつながったもので、ビットコインの取引履歴がすべてここに記載されています。
チェーンで繋がれていない場合、あるブロックのデータが改ざんされても気付くのは困難ですが、チェーン上で繋がっていることで、1つのデータが改ざんされると、すぐに改ざんが分かるしくみとなっています。また、そのデータは1箇所で管理・保存されているのではなく、ビットコインネットワークに参加しているすべてのコンピュータによって、それぞれ分担・管理されているため、どこか1つのコンピュータでハッキングされても、データを解読することが困難です。

※ここではビットコインのブロックチェーンについて言及しています。


ビットコインで出来ること

ビットコインには大きく分けて3つの活用方法があります。

ビットコインとは_3 ビットコインとは_4 ビットコインとは_5


1.投資

ビットコインは仮想通貨の中でも一番時価総額が高く、需給も大きいことから、ビットコイン自体の価値が上がったり・下がったり変動します。
その価値の変動を狙って短期的に買い(または売り)で利益を出す方法から、
ビットコインの将来性を見込んで、今から(価格が安いうちに)買っておくという長期投資もあります。

また他の仮想通貨も導入し、仮想通貨同士の取引による変動リスクの軽減やヘッジ、仮想通貨ポートフォリオ作成による資産運用まで可能です。

ビットコインとは_2
出典:BitTrade ビットコイン円(BTC/JPY)週足チャート
https://bittrade.co.jp/


2.送金

法定通貨を送金する際には、割高な銀行手数料などコストがかかります。
海外へ送金する際はさらに為替変動リスクが発生します。
送金にかかる日数も海外送金の場合、数日を要しますが、ビットコイン送金の場合は約10分で着金します。
しかもビットコイン送金なら仲介業者がいないため、相手に直接低コストで送金することができます。

3.決済

ビットコインで現金やクレジットカードのように商品の代金を支払う際の決済手段に使えます。
実際にビットコイン支払い可能な会社・店舗がどんどん増えてきている理由は3つあります。

①現金を持ち歩かなくていい・・・クレジットカードも同様ですが、クレジットカードの場合お店側がクレジットカード会社に手数料を支払う必要があります。
②ビットコイン建てか円建てか・・・その時の決済レートによって便利な(割安な)通貨を選ぶことが可能です。
③マイクロペイメント(少額決済)・・・1円に満たない少額からでも支払えるシステムで、通常の支払いシステムではコストがかかりすぎて実現できなかったものです。ビットコインならマイクロペイメントに対応できるため、スモールビジネスや寄付などにも活用できます。