新年度スタート!鶴のヒトコエで相場を読む!

いよいよ2018年新年度相場が始まりました!
ドル円相場は今年に入り下落傾向、心理的節目とされていた105円ラインを下抜け2016年11月以来の安値を更新、4月1日NY終値は1ドル:106.25円となっています。

ここからの為替相場はどう動くのか?世界三大市場で為替チーフディーラーを勤めたFXトレード・フィナンシャル社長執筆によるNews Letter「鶴のヒトコエ」を参考にしてみましょう。


「鶴のヒトコエ」東京・ロンドン・ニューヨーク世界3大市場でチーフディーラーを務めた鶴の視点

FXTFの名物コラム「鶴のヒトコエ」は、長年のディーラー経験をもとに現在の相場に関して、鶴氏自らがストレードな言葉で解説している月一企画です。

ドル円相場予測

105~110円をコアレンジとしてドルの反発地合を確認する展開。
貿易戦争、地政学的リスク次第では100~105円下方レンジに突入する可能性も

<PICKUP>
・ドルの反発地合を確認する相場(107.32円→114.736までドル円上昇)
・ドル売り円高一巡後は、105~110円をコアレンジとして「ドル買い円売り」相場に向かう

新年度の季節要因

4月は本邦機関投資家(年金等)によるポートフォリオ入れ替えのためのドル買い(外貨買い)が大量に出る、105円割れ水準ではドル買い円売りサポートがある

グローバルポジションの傾き

シカゴIMM(3/20)において、105円割れの円高が加速したことにより、円売りポジションが解消。2016年11月からの継続してきた円売りポジションがスクエアに。

米国状況

3月のFOMCの結果を踏まえ、今後は金利上昇予想が「上方向にシフト」していると予測される。日米金利差拡大からドルが買われる大きな要因となる

地政学的リスク

韓国・北朝鮮、4月首脳会談開催で合意の報道以降、北朝鮮地政学的リスクの後退期待から「ドルを買いやすい環境」がつづく。

新年度入り季節要因2

本邦輸出企業の2018年度上期のドル円想定為替レートは2017年度下期の109.66円(平均値、12月公表)と比べ、大きく引き下げられる可能性が高い(105円程度か?)4月入り後断続的なドル売りが予想される。(108~110円あたり)

ポイント

・中長期的(年内)には米景気堅調、日米金利差拡大からドル高円安トレンドに回帰し「110~115円レンジ」の円安を目指す展開
・目先はドル反発の足がかりとなる局面を迎える
・12月以降のドル下落基調を明確に反転させるチャートポイントとして107.50程度を維持できるかどうかが焦点

リスクシナリオ

想定外のドル売り(米中貿易戦争、暗殺未遂事件に係るロシア発地政学的リスク等)により再度105円を下割れ、年初来の円高新値をトライする展開となれば、100~105円レンジ相場形成のリスクシナリオが残る

ドル円相場チャート解説


・短期的下値の目処:104.50円付近(104円を下抜けると全押しの2016年11月9日安値101.193まで明確なサポートは見当たらない)
・短期的上値の目処:107.29、107.50円を上抜ける(12月からのドル下落基調に歯止めをかけることができるかが重要)

ユーロ相場予測

ユーロは1.20~1.25ドルコアレンジの中、下値を模索する展開。
ポンドもドル反発により軟調な展開を予想。
3月のユーロ・ドル相場は特に大きな材料のない中、1ユーロ=1.22~1.24ドルを中心に狭いレンジのもみ合い相場に終始

ユーロドル相場チャート解説

<PICKUP>
・ユーロドル:「1.20~1.25ドル」をコアレンジとしてもみ合い展開を予想するが上値の方が重たく、ユーロの下値を模索
・ポンド・ドル:相場は揉み合いながらドルの相場展開を受けてやや軟調に推移

まとめ

これからの4月相場について、ドル円は目先の下落トレンドからの反発、ユーロドルはレンジ相場が続くと予想されます。

◎詳しくはFXTFのHP鶴のヒトコエへ4月号をご覧ください
【鶴のヒトコエ】東京・ロンドン・ニューヨーク世界3大市場でチーフディーラーを務めた鶴の視点

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