レンジトレードEAの具体的な設定方法

レンジトレードEA 千刻 のエントリー幅、計算の考え方などについて、開発者様

の記事をご紹介したいと思います。

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先日、千刻ユーザー様から推奨設定値の質問がありました。

どのような運用をしたいか、資金がどれくらいか

取れるリスクはどの程度か・・・など、色々な要素があり

一概に「これが推奨値です」というのを出すのが非常に困難です。

しかしながら、何も示さないというのもなんなので、

ほんの一例ですが、書き綴っていこうと思います。

まず前段として、どのような相場に仕掛けてはいけないかを明言します。

千刻 を運用するにおいて、避けないといけない相場は1つです。

それはトレンドに逆行する相場です。

含み損の膨れ方が非常に早く、資金が豊富に必要になります。

多くの方は、トレンド転換まで日々膨れ上がる含み損に精神が持ちません。

逆に、これさえ避ければ勝ちの大小はあれど大体勝てる手法です。

それでは、基本的な設定の考え方に入ります。

1.まずは狙う価格帯を決めます。

こんなにきれいなレンジなら迷わずに済みますが例という事で。

20151106_A

2.必要であれば損切撤退価格も決めます。

最初に触れましたが、一番怖いのは中長期トレンドに逆行した時です。

それに備えたセーフティ機能となります。

レンジブレイクしてトレンドが発生したときに備えて設定したりします。

20151106_B

3.注文間隔を決めます。

注文間隔やロット数量はリスク許容度によって随分と変動します。

従って、まずは自身が取れるリスク(損失額)を決めます。例えば20万円とします。

損失が最大になるケースはすべての価格帯でポジションを持ち、③に到達したときです。

①から③までが1000Pipsあったとし、ロットを1000通貨で想定した場合、

損失額が20万に収まる注文間隔を算出します。

20151106_C

損失額 = (逆行Pips)^2 ÷(注文間隔×2) × ロット単位の倍率 から算出できますので

損失を20万円に抑えるための最狭幅は25Pipsとなります。

20151106_D

4.利幅を決めます。

これはストラテジーテストを使うのが一番いいです。

ボラティリティや相場の動き方のクセのようなものをいちいち手で計算していられません。

そこはMT4である利点を最大限利用し、利幅がどれくらいが一番稼げるかシミレーションします。

今回の例では注文間隔が25Pipsなので、利幅25をスタートとし、5Pips間隔で増やしてみます。

そうすると稼げる利幅が大体どれくらいか分かります。

先日のドル円検証では40~80Pips程度でした。

これが基本的な設定の考え方です。

大事なのは

・トレンド逆行した方向で仕掛けない

・相場の転換点や節目をきちんと損切ラインに置く

・自身で許容できるリスクを取る

・同じリスクを負うならば、より多く稼げる設定をする

です。

<補足>

このような設定をしたときですが、レンジの上限にいるときには

全く稼げなくなるという悩みにあったりします。

そんなときは買いも売りも仕掛ける仕様に出来たりします。

イメージ図でいうとこんな感じです。

20151106_E

この設定だと実はリスク許容度(損失)は変わらず単純に利益が多くなります。

しかしながら、BUYだけの場合なら上抜けすれば損失ゼロで逃げ切れるのに対し、

両建ての場合は必ず損失が伴うため難しいと言われたりします。

レンジでは往って来いで稼ぎながら、レンジブレイクを予見して

対応を行うという高等な判断ができるなら非常に優れた設定です。

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