新値足

非時系列チャート

新値足とは

新値足とは、ローソク足のような「時系列チャート」ではなく、「非時系列チャート」です。
チャートに時間の要素を加えず、価格変動に重点を置くことで、目先の小さな価格変動にとらわれずに相場の 流れをとらえるチャートです。 新値足は、相場の流れと、流れの転換を見るための指標です。

新値足の作成方法

新値足は、終値が直近のローソク足の高値あるいは安値を更新した際、新しいローソク足が作られます。
高値を更新:陽線(白ヌキ)
安値を更新:陰線(黒ヌリ)

新値三本足

①1日目の終値が80で2日目の終値が81と高値を更新したので、陽線(白ヌキ)が生成されます。
※3日目は80.5で最新の足の高値(2日目:終値81)も安値(1日目:終値80)も更新していないので、何も生成されません。
②4日目の終値は82で最新の足の高値(2日目:終値81)を更新したので、陽線(白ヌキ)が生成されます。
③5日目の終値は83で最新の足の高値(4日目:終値82)を更新したので、陽線(白ヌキ)が生成されます。
④6日目の終値は81.80で最新の足の安値(4日目:終値82)を更新したので、陰線(黒ヌリ)が生成されます。
⑤7日目の終値は81.10で最新の足の安値(6日目:終値81.80)を更新したので、陰線(黒ヌリ)が生成されます。

新値足の利用方法

◎ 陰線から陽線に転換(陽転)した時 ・・・ 買いサイン
◎ 陽線から陰線に転換(陰転)した時 ・・・ 売りサイン

陽転の場合は、その前に続いている陰線の本数が、陰転の場合は、その前に続いている陽線の本数の数が多い程、その後のトレンドへの期待が強まります。

新値三本足(=三本抜き新値足、新値三段、三線転換)

新値三本足は一般的によく使われています。最新の足の高値・安値を更新する度に生成される新値足とは異なり、直近三本の陽線の高値または陰線の安値が更新されるまで陰転・陽転の足が生成されません。

新値三本足の作成方法

新値三本足

①1日目の終値は80で、2日目の終値は81と高値を更新したので、陽線が生成されます。
②3日目の終値は82で、最新の足の高値(2日目:終値81)を更新したので、陽線が生成されます。
③4日目の終値は83で、最新の足の高値(3日目:終値82)を更新したので、陽線が生成されます。
※5日目の終値は80.50で、最新の足の高値も直近三本の足の安値(1日目:終値80)も更新していないので、何も生成されません。
④6日目の終値は79.90で、直近三本の足の安値(1日目:終値80)を更新しているので、陰線が生成されます。
※7日目と8日目は最新の足の安値も、直近三本足の高値も更新していないので、何も生成されません。
⑤9日目の終値は83.20で、直近三本の高値(4日目:終値83)を更新しているので、陽線が生成されます。

新値三本足の利用方法

一方向に相場が動いている際、細かな動きで陰線と陽線が反転しないため、上昇相場なら陽線が、下降相場なら陰線が連続していきます。連続している足は、相場のトレンドを表します。

基本的には単純に陰転したら売り、陽転したら買いとなります。陰転、陽転する際、直近連続する陽線、または陰線が1本、または2本しかなくトレンド転換する場合も、陽線と陰線が逆転した場合は、トレンド転換となります。1本や2本で転換となった場合は、この1本、2本の足はダマシであると言えます。


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