ボリンジャーバンド

統計学を利用した指標です。

ボリンジャーバンドとは

ボリンジャーバンドは、統計学を利用し、移動平均線の上側に+1σ、+2σ、下側に-1σ、-2σの線を表示した指標となります。【σ(シグマ):標準偏差】

ボリンジャーバンド

◎ -1σから+1σに価格が収まる確率は68.3%  = 超える確率 31.7% (※統計学上)
◎ -2σから+2σに価格が収まる確率は95.5% = 超える確率 4.5% (※統計学上)

1. 逆張りで利用する

以下の図を見ると、青い円の部分で価格が±2σをはみ出ていますが、その後±2σのバンド内に戻っています。
±2σの間に価格が収まる確率は95.5%なので、±2σの外側に価格がはみ出した場合に、±2σの内側に価格が戻ると考えて逆張りする手法があります。
この手法は、相場に方向感がない場合に利用する手法となり、トレンドが出ている場面や、トレンドが出たときには通用しないことがあります。方向感のない相場の特徴は以下になります。

◎ 移動平均線(中心線)の傾きがほとんどない状態(もみ合い相場)
◎ バンドの幅がほぼ同じ幅で安定している

移動平均線(中心線)の傾きがほとんどない状態(もみ合い相場) / バンドの幅がほぼ同じ幅で安定している

2. ボラティリティー・ブレイクアウト

ボリンジャーバンドには以下の特徴があります。

◎ 価格の変動幅があまりないとき → バンドの幅が狭い
◎ 価格の変動幅が大きいとき → バンドの幅が広い

バンドの幅がくびれて狭くなり、そこから急激に広がっている場合は、変動幅が大きくなるサインとなります。
利用方法は、バンドの幅が狭くなってきたら注目し、ローソク足の終値が±2σをはみ出たときに、はみ出た方向に順張りでついていきます。
下のチャートの場合は※印の、終値が+2σをはみ出たときに買いということになります。

 価格の変動幅があまりないとき → バンドの幅が狭い / 価格の変動幅が大きいとき → バンドの幅が広い

3. バンドウォーク

バンドウォークはトレンドが出ている(中心線の傾きが強い状態)ときに利用する手法です。
トレンドが出ているときに、+2σと中心線、-2σと中心線、または、+2σと+1σ、-2σと-1σの間で上下に価格が変動しながら上昇、または下降していくことがあります。

バンドウォークはトレンドが出ている(中心線の傾きが強い状態)ときに利用する手法です

例えば、下のチャートの場合は、中心線と+2σの間で価格が推移しながら上昇しています。この場合は、中心線が下値を支えているので、サポートとなり、+2σが上値の抵抗となっているので、レジスタンスとなります。
つまり、下のチャートのAは買いポイントとなります。また、トレンドの終了のサインは、以下のような場合になります。

◎ サポートラインを割り込んだとき ・・・ 以下図 B
◎ レジスタンスラインが変わったとき ・・・ 以下図 C

下の図では、今までサポートラインとなっていた中心線を割り込んで終わっているBや、レジスタンスが+2σから+1σに変わっているCが、トレンド終了のサインとなります。

サポートラインを割り込んだとき ・・・ B / レジスタンスラインが変わったとき ・・・ C
MT4ボリンジャーバンド

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