パラボリック

ドテンのタイミングを示してくれる指標です。

パラボリックとは

パラボリックはSAR(ストップ・アンド・リバース)という折れ線グラフにより、買いで持つ期間、売りで持つ期間、ドテンのタイミングを示してくれる指標です。
ピンクのSARより上に価格がある間は買いで持っている期間、水色のSARより下に価格がある間は売りで持っている期間になります。(下図参照)

SAR(ストップ・アンド・リバース)

パラボリックは、ポジションを決済する際に、ただ決済を行うだけではなく、ドテンしてポジションを持つ為、常に買いか売りのポジションを保有しているという特徴があります。

ドテンとは

ドテンとは、自分が現在保有しているポジションを決済すると同時に逆のポジションを保有することを言います。例えば、5ロットの買いのポジションを決済するときに、保有している買いポジションより多い10ロットの売りを行うことで、保有していた買いポジション5ロットは決済され、同時に売りのポジションを5ロット保有することになります。

ドテン

利用方法

ドテンのタイミングはSARと価格がクロスしたときになります。下図では、白の点線の位置がドテンサインになります。
はドテン売り、はドテン買いになります。

◎ 下降しているSARがローソク足と交わったとき → 買いサイン
◎ 上昇しているSARがローソク足と交わったとき → 売りサイン

ドテンのタイミング

注意点

上図の黄色の丸で囲った部分を見ていただくと分かるように、パラボリックは、方向性のない相場に弱いといった特徴があります。このようにトレンドが横ばいの場面では、利益が出ていない状態でドテンサインがでることが多く、パラボリックの信用性は低くなります。

算出方法

SAR(Stop And Reverse Point) ・・・ SAR=(EP-前日のSAR)×AF+前日のSAR
AF(Acceleration Factor):加速因数・・・ 0.02≦AF≦0.2
EP(Extreme Point):極大値 ・・・・・・・ SARが買いサイン中はその期間の最高値
SARが売りサイン中はその期間の最安値

SARの数値は、以前の高値・安値と当日の高値・安値を用いて計算します。
初日のSARについてはこれから相場が上がるのか下がるのかを仮定し、上げ相場と仮定した場合は当日のSARに一定期間内(過去1~2週間程度)の安値を、上げ相場と仮定した場合には高値を用います。
EPについては上げ相場なら一定期間内の高値を、下げ相場なら安値を用います。
AFには初期値として0.02を用い、その後はEPの高値・安値が更新される度に、0.005ずつ加算します。AFは最大0.2までとなります。


一覧ページへ