ピボット・ポイント表示ツール「FXTF – Fibo_Pivot」

ピボットは、前日の価格を基準に今日の相場の重要ポイントを導くテクニカル指標です。FXTF MT4では、ピボットを表示するインジケーター「FXTF – Fibo_Pivot」を初期設定で利用できます。

ピボット・ポイント表示ツールについて

ピボット・ポイントはワイルダー氏(Welles Wilder) が開発したテクニカル指標で、主に短期売買・デイトレード向けの指標です。

ピボットは、前日の価格をもとに今日の相場の重要なポイントを導きだすテクニカル指標です。
ピボットによって出される価格はサポートやレジスタンスとして有効に機能するとして、多くの投資家に利用されています。

【FXTF – Fibo_Pivotの特徴】
①一般的なピボット計算(Classic)とフィボナッチ計算のピボット(Fibonacci)どちらかを選べます。
②当日のピボットのみ表示する「Today」と、過去のピボットも表示する「Historical」を選べます。
③ラインのカラー・スタイル・太さは自由にカスタマイズ可能。
④価格ラベルをチャートに表示します。
⑤前日のピボット(D1)のほか、週次計算のピボット(W1)などを計算することも可能です。


▼ピボットの短期トレード例
ドル円1時間足に前日のピボットを表示しています。日時の表示には「FXTF – JapanTimeLabel」を使用しています。

ピボットのシンプル逆張り

ピボットを使った最もシンプルなトレード方法は、

■一般的なピボット(Classic)のとき
・S1まで価格が下落したら新規買い注文→R1まで上昇したら利益確定、S2まで下落したら損切り
・R1まで価格が上昇したら新規売り注文→S1まで下落したら利益確定、R2まで上昇したら損切り

■フィボナッチ・ピボットのとき
・S1~S2まで価格が下落したら新規買い注文
→R1~R2まで上昇したら利益確定、S3~S4まで下落したら損切り
・R1~R2まで価格が上昇したら新規売り注文
→S1~S2まで下落したら利益確定、R3~R4まで上昇したら損切り

という逆張りの短期トレードです。

また、デイトレの指標のため、一日の取引時間で到達しなければNYの終値までには決済します(一日の取引時間終了時までには決済する)。

【注意点】
①前日の価格で計算するピボット(TimeFrame=D1)の場合、通常は日足より短いチャートに表示して利用されるため、週足以上のチャートに切り替えた際にアラームを表示することができます。アラームはパラメータ設定でオンオフ切替可能です。
②本インジケーターはFXTF MT4(PCインストール版)専用です。他社の提供するMT4上では稼動しませんのでご注意下さい。また、スマホアプリで使用することもできません。

表示方法

ナビゲーターウィンドウの「インディケータ」からインジケーターを選んでチャート上にドラッグ&ドロップすることで、チャート上に表示することができます。

インジケーターをチャートに表示する

ピボット・トレードの参考セミナー

◎山中流短期テクニカルトレード
「私自身は比較的長めの取引をするスイングトレーダーですが、場合によっては日中取引を何度かするときもあります。今回は、私自身がそのような短期トレードをするときに実際に使っているテクニカルチャートの見方や使い方を説明したいと思います。」
(山中康司氏)

ピボット・ポイントの計算

まず、一番重要なピボット・ポイントを計算します。ピボットは、前日の3本値(高値・安値・終値)の平均値です。このピボットを中心に各ポイントは以下のように計算されます。

▼ピボットの計算(CalculationMode=Classic:通常)
※P=ピボット、H=前日高値、L=前日安値

レジスタンス3 R3(HBOP) = R1 + (H - L)
レジスタンス2 R2 = P + (H - L)
レジスタンス1 R1 = P * 2 - L
——————————————————————
ピボット P =( H + L + C ) / 3
——————————————————————
サポート1 S1 = P * 2 - H
サポート2 S2 = P - (H - L)
サポート3 S3(LBOP) = S1 - (H - L)

ツールではR4=R2+(H-L)、S4=S2-(H-L)も表示されていますが、パラメータ設定で非表示にすることも可能です。

▼ピボットの計算(CalculationMode=Fibonacci:フィボナッチ)
※P=ピボット、H=前日高値、L=前日安値

レジスタンス・ゾーン2 R4 = P + (H - L) * 1.382
レジスタンス・ゾーン2 R3 = P + (H - L) * 1.0
レジスタンス・ゾーン1 R2 = P + (H - L) * 0.618
レジスタンス・ゾーン1 R1 = P + (H - L) * 0.5
——————————————————————
ピボット P =( H + L + C ) / 3
——————————————————————
サポート・ゾーン1 S1 = P - (H - L) * 0.5
サポート・ゾーン1 S2 = P - (H - L) * 0.618
サポート・ゾーン2 S3 = P - (H - L) * 1.0
サポート・ゾーン2 S4 = P - (H - L) * 1.382

▼例)ピボットの計算(CalculationMode=Classic:通常)
ドル円4時間足に前日のピボットのみを表示しています。
H=102.745、L=101.419、C=102.567

ドル円4時間足前日クラシックピボットのみ表示

▼例)ピボットの計算(CalculationMode=Fibonacci:フィボナッチ)
ドル円4時間足に前日のピボットのみを表示しています。
H=102.745、L=101.419、C=102.567

ドル円4時間足前日フィボナッチピボットのみ表示

計算時、端数は切り上げされます。

パラメータの初期設定/設定の変更・編集

「FXTF – Fibo_Pivot」は、パラメーター設定を変更することで各種のカスタマイズが可能です。

▼パラメータ設定ウィンドウを開く方法
チャートの右クリックメニュー「表示中のインディケータ」⇒「FXTF – Fibo_Pivot」を選択した状態で「編集」ボタンをクリックでパラメータ設定ウィンドウが開きます。

表示中のインジケーター

パラメータ設定ウィンドウの見方

ウィンドウの各項目について、詳細を説明します。

▼パラメーター設定ウィンドウ > タブ「パラメーターの入力」
画面項目
画面項目2

TimeFrame ピボット計算に使う時間足を指定します。
初期設定では日足(D1)です。
※通常は、より短い時間足チャートに表示して使用します(例:日足でピボットを計算し、1時間足チャートに表示してトレード)。
※1分足~月足の中から選べます。
CalculationMode ピボット計算方法を指定します。
初期設定ではFibonacci(フィボナッチ)です。
※Classic(通常)、Fibonacci(フィボナッチ)の中から選択できます。計算方法については上記の説明を参照ください。
ShowMode ピボットを過去に遡って表示するかを指定します。
初期設定ではHistorical(過去のピボットを表示する)です。
※Historical(過去のピボットを表示する)、Today(当日のピボットのみ表示する)の中から選べます。
Todayについて、日足以外の場合は「最新のローソク足のピボットのみ表示する)と解釈してください。
ShowAlertmessage アラートメッセージの表示(true)・非表示(false)を設定します。
初期設定ではtrue(アラートメッセージを表示する)です。

※TimeFrameで指定した時間足より長い時間足にチャートを切り替えた場合、アラートメッセージを表示します。通常ピボットは日足で計算した場合、1時間足チャートなどより短い時間足に表示して利用するため、このようなアラート機能を搭載しています。
ShowLabels ピボット・ポイントの価格ラベルの表示(true)・非表示(false)を設定します。
初期設定では価格ラベルを表示(true)します。
Labelfontsize ピボット・ポイントの価格ラベルのフォントサイズを設定します。
初期設定では「10」です。
ResistanceLabelcolor レジスタンス(R1~R4)価格ラベルのカラーを設定します。
初期設定ではRed(赤)です。
PivotLabelcolor ピボット(P)価格ラベルのカラーを設定します。
初期設定ではDarkGreen(ダーク・グリーン)です。
SupportLabelcolor サポート(S1~S4)価格ラベルのカラーを設定します。
初期設定ではBlue(青)です。
ShowPivot ピボットラインの表示(true)・非表示(false)を設定します。
初期設定ではラインを表示(true)します。
PivotColor ピボットラインのカラーを設定します。
初期設定ではDarkGreen(ダーク・グリーン)です。
PivotStyle ピボットラインのスタイルを設定します。
初期設定では「Solid(実線)」です。
PivotWidth ピボットラインの太さを設定します。
初期設定では「1」です。
ShowS1 S1ラインの表示(true)・非表示(false)を設定します。
初期設定ではラインを表示(true)します。
S1Color S1ラインのカラーを設定します。
初期設定ではSteelBlueです。
S1Style S1ラインのスタイルを設定します。
初期設定では「Solid(実線)」です。
S1Width S1ラインの太さを設定します。
初期設定では「2」です。
ShowS2 S2ラインの表示(true)・非表示(false)を設定します。
初期設定ではラインを表示(true)します。
S2Color S2ラインのカラーを設定します。
初期設定ではSteelBlueです。
S2Style S2ラインのスタイルを設定します。
初期設定では「Dot(点線)」です。
S2Width S2ラインの太さを設定します。
初期設定では「1」です。
ShowS3 S3ラインの表示(true)・非表示(false)を設定します。
初期設定ではラインを表示(true)します。
S3Color S3ラインのカラーを設定します。
初期設定ではSteelBlueです。
S3Style S3ラインのスタイルを設定します。
初期設定では「Dot(点線)」です。
S3Width S3ラインの太さを設定します。
初期設定では「1」です。
ShowS4 S4ラインの表示(true)・非表示(false)を設定します。
初期設定ではラインを表示(true)します。
S4Color S4ラインのカラーを設定します。
初期設定ではSteelBlueです。
S4Style S4ラインのスタイルを設定します。
初期設定では「Dot(点線)」です。
S4Width S4ラインの太さを設定します。
初期設定では「1」です。
ShowR1 R1ラインの表示(true)・非表示(false)を設定します。
初期設定ではラインを表示(true)します。
R1Color R1ラインのカラーを設定します。
初期設定ではRed(赤)です。
R1Style R1ラインのスタイルを設定します。
初期設定では「Solid(実線)」です。
R1Width R1ラインの太さを設定します。
初期設定では「2」です。
ShowR2 R2ラインの表示(true)・非表示(false)を設定します。
初期設定ではラインを表示(true)します。
R2Color R2ラインのカラーを設定します。
初期設定ではRed(赤)です。
R2Style R2ラインのスタイルを設定します。
初期設定では「Dot(点線)」です。
R2Width R2ラインの太さを設定します。
初期設定では「1」です。
ShowR3 R3ラインの表示(true)・非表示(false)を設定します。
初期設定ではラインを表示(true)します。
R3Color R3ラインのカラーを設定します。
初期設定ではRed(赤)です。
R3Style R3ラインのスタイルを設定します。
初期設定では「Dot(点線)」です。
R3Width R3ラインの太さを設定します。
初期設定では「1」です。
ShowR4 R4ラインの表示(true)・非表示(false)を設定します。
初期設定ではラインを表示(true)します。
R4Color R4ラインのカラーを設定します。
初期設定ではRed(赤)です。
R4Style R4ラインのスタイルを設定します。
初期設定では「Dot(点線)」です。
R4Width R4ラインの太さを設定します。
初期設定では「1」です。

「FXTF – Fibo_Pivot」のインストール方法(削除時等)

「FXTF – Fibo_Pivot」インジケーターはFXTF MT4ダウンロード時の初期設定から利用できますが、ファイルを削除した場合や、「FXTF – Fibo_Pivot」リリース以前にFXTF MT4をダウンロードした場合は、インジケーター「FXTF – Fibo_Pivot」をダウンロードし、お使いのFXTF MT4にインストール(設定)する必要があります。

FXTF MT4を再インストールいただければ、「FXTF – Fibo_Pivot」が搭載された状態で利用可能です。
※再インストールする場合は、定型チャートやチャート組表示、外部から入手したEA・インジケーター等必要なファイルは、実施前にMT4のフォルダごとバックアップを取得することをおすすめします。

▼メニュー「ファイル」⇒「データフォルダを開く」で開いたデータフォルダに格納されています。
・定型チャート・・・フォルダ『templates』
・チャート組表示・・・フォルダ『profiles』
・EA・・・フォルダ『MQL』⇒『experts』
・インジケーター・・・フォルダ『MQL』⇒『indicators』
・スクリプト・・・フォルダ『MQL』⇒『scripts』

MT4自体を再インストールせず、インジケーター・定型チャートのファイルを個別にインストールしたい場合は以下を参照下さい。

個別にインストールする方法

①マイページからダウンロード
マイページにログインし、FXTF MT4タブ⇒メニュー「オリジナルツール」から

インジケーター「FXTF – Fibo_Pivot」をPCにダウンロードします。
マイページからダウンロード

②データフォルダを開く
FXTF MT4のファイルメニューから「データフォルダを開く」を選び、データフォルダを開きます。
データフォルダ開く

③データフォルダの「MQL4」からフォルダ「indicators」を開きます。
indicatorsフォルダを開く

④フォルダ「indicators」にインジケーター「FXTF – Fibo_Pivot」を保存します。
インジケーターを格納する

⑤ナビゲーターウィンドウ「インディケータ」の右クリックメニューから「更新」を選択します。
リフレッシュ

更新後、「FXTF – Fibo_Pivot」をチャート上にドラッグ&ドロップしてチャートに表示します。

正常に表示されない場合、DLLの使用を許可していない場合がありますので、下記を参考に設定をご確認下さい。

DLLの使用を許可する

ツール>オプション>エキスパートアドバイザー画面の、「DLLの使用を許可する」にチェックを入れることをおすすめします。FXTFオリジナルツールや外部インディケータ、EA等をご利用の際、チェックが外れているとご利用いただけない場合があります。
エキスパート設定