MT4のギャンライン・ギャンファン・ギャングリッドの引き方

ギャンは、時間と価格が1対1の上昇・下降ラインが重要なトレンドラインとして機能すると考えました。MT4で利用できるギャンツールには、ギャンライン・ギャンファン・ギャングリッドがあります。

ギャンライン(Gann Line)の引き方

ギャンライン(Gann Line)は、チャートに「横軸のローソク足」と「縦軸の価格」が1対1の上昇ライン・下降ラインを引くことができるラインツールです。

たとえば、ギャンラインのローソク足8本分進む間に、価格が起点から8ポイント上昇(下降)する角度でラインが引かれます。

ギャンラインのメニュー
ギャンラインのイメージ

ギャンラインを引く方法
①メニューバーの「挿入」⇒「ギャン」⇒「ギャンライン」をクリック
②チャート上でクリックしてギャンラインの起点を決めます。
③クリックしたままドラッグ&ドロップしてラインを引きます。
※トレンドライン(Trendline)と違い、角度が決まっているので、どこでドロップしても同じです。

ギャンラインの位置を変更する
①変更したいラインをダブルクリックして選択状態にする
②支点(起点と終点の間の点)をドラッグして、線の位置を変更します。
その際、ギャンラインの角度は保たれます。

ギャンラインを削除する
①削除したいラインをダブルクリックして選択
②「Delete」キーで削除できます。
※または、右クリックメニューの「削除」で削除して下さい。

ギャンラインはよく「45度のラインを引く」と説明されますが、チャートの縮尺が縦横1:1で無い場合は、見た目上は45度ラインには見えません。あくまで、価格とチャートが1:1ということです。(ローソク足1本に対して1ポイントだけ上昇・下降するラインを引く)

ギャンラインの考え方

ギャンラインを考案したギャンは、1×1(45度)のトレンドラインを重要視しました。相場の価格がこのラインを上回れば強気相場、下回れば弱気相場と見なされます。

ギャンは1×1の直線が、上昇トレンド(下降トレンド)の強力なサポートライン(レジスタンスライン)として機能すると考え、このラインを突き抜ければ相場の重要な転換シグナルになると考えました。

上昇・下降のギャンラインを引く方法

ギャンラインは、パラメーターの「スケール」が正の値ときは上昇ライン、負の値にすると下降ラインになります。
ギャンラインのパラメーター

ギャンラインをダブルクリックして選択した状態で、右クリックメニュー⇒「Gann Lineプロパティー」の「パラメーター」タブの「スケール」の値を変更すると上昇・下降が切り替わります。
(1.00:上昇ライン、-1.00:下降ライン)

スケール
スケールは、ラインがローソク足1本分進む間に○ポイント上昇(下降)する、という意味です。
1.00=ローソク足1本の間に価格が1ポイント上昇する角度でギャンラインが引かれる
-1.00=ローソク足1本の間に価格が1ポイント下降する角度でギャンラインが引かれ

2.00=ローソク足1本の間に価格が2ポイント本上昇する角度でギャンラインが引かれる
-2.00=ローソク足1本の間に価格が2ポイント下降する角度でギャンラインが引かれる

その他のパラメーターは下記です。チャート上でドラッグ&ドロップで変更するほか、直接パラメーターに値を指定することも可能です。

①時間
ギャンラインの起点のローソク足の時間です。

②時間
ギャンラインの終点のローソク足の時間です。

③価格
ギャンラインの始点の価格です。

ツールバーに追加してすぐに使いたいとき

ギャンラインは、MT4初期設定の状態ではツールバーには表示されていませんが、よく使うのであればツールバーに追加しておくと便利です。。
ギャンラインをツールバーに追加

ツールバーのカスタマイズ
①ツールバー上の右クリックメニュー⇒カスタマイズをクリック

②左側の「非表示」から追加したいツール(角度によるギャンライン:Gann Lineなど)を選んで、「挿入->」ボタンをクリック

※区切り線を追加することも可能です。 ※ツールバーから削除するときは、右側の「非表示」から削除したいツールを選んで「<-削除」ボタンをクリックして下さい。


ギャンラインのカスタマイズ方法
(1)MT4初期設定の状態では表示されていないツールをツールバーに追加する方法
(2)ラインの色を変更する方法
(3)チャート上に表示しているライン等を一覧で表示して編集する方法
(4)チャート上のライン等をまとめて削除する方法
については、以下の共通の説明を参照して下さい。

▼ライン等のカスタマイズ方法の共通説明▼

ギャンファン(Gann Fan)の引き方

ギャンファン(Gann Fan)は、ギャンライン(Gann Line)と同じくチャートに「横軸のローソク足」と「縦軸の価格」が1対1の上昇ライン・下降ラインを引き、そのラインの上下に角度の違うラインを4本ずつ同時に引くツールです。

考案したギャンは、なかでも「1×1」のラインを重要なトレンドラインと考えました。

ギャンファン

ギャンファンの各ラインの角度
1×8 — 82.5度
1×4 — 75度
1×3 — 71.25度
1×2 — 63.75度
1×1 — 45度
2×1 — 26.25度
3×1 — 18.75度
4×1 — 15度
8×1 — 7.5度

※1×4のとき、ローソク足が1本進む間に価格が4ポイント上昇(下降)する角度にラインを引きます。
※ギャンファンのパラメーターの「スケール」が正の値であれば上昇ライン、負の値にすると下降ラインです。

ギャンファンの引き方・ラインの移動・削除方法や、ラインツールの考え方はギャンラインと共通ですので、ギャンラインの説明を参照下さい。

ギャングリッド(Gann Grid)

ギャングリッド(Gann Grid)は、ツールを考案したギャンが最も重視した1×1のギャンラインを等間隔に格子状(グリッド)に引くツールです。

1辺の大きさは、ギャングリッドを引くときの起点と終点の距離(最初にクリックした位置からドロップする位置の距離)に応じて変わります。

ギャングリッド

ギャングリッドの引き方・ラインの移動・削除方法や、ラインツールの考え方はギャンラインと共通ですので、ギャンラインの説明を参照下さい。