MT4のボリューム(Volume)指標

OBV(オンバランスボリューム)やMFI(マネーフローインデックス)は、価格変動の確認に出来高をとりいれた指標で、MT4初期設定の状態で使える標準のインジケーター(テクニカル指標、罫線分析ツール)です。

A/D(Accumulation/Distribution)

Accumulation Distribution

A/D(Accumulation/Distribution)は、より一般的に用いられているOBV(On Balance Volume、オンバランスボリューム)の変形です。どちらも、出来高をもとに価格変動を確認するために利用されます。

A/Dの値の上昇は、その通貨ペアの集積(買い)を意味し、A/Dの値の下落は、その通貨ペアの離散(売り)を意味します。

A/Dの考え方

A/Dと価格との動く方向は一致するため、A/Dと通貨ペアの価格のダイバージェンス(乖離、逆行現象)が起こるときは、価格の反転を予想できます。たとえばA/Dが上昇し、通貨ペアの価格が下落している場合、価格の反転が予想されます。

MFI(マネーフローインデックス、Money Flow Index)

ADX

MFI(マネーフローインデックス、Money Flow Index)の構成と動きは、 RSI(Relative Strength Index) に似ていますが、MFIの方は出来高を重視した指標という違いがあります。

MFIの考え方

①ダイバージェンス(乖離、逆行現象)
MFIが下降しているときに価格が上昇する(またはその逆の)場合、価格が反転する可能性が非常に高くなると考えます。

②A/Dの水準
A/Dが80を超える、または20を下回るとき、それぞれ相場のピークまたは底にいる可能性を示唆しています。

OBV(On Balance Volume、オンバランスボリューム)

OBV

OBV(On Balance Volume、オンバランスボリューム)は、出来高を値動きに関連付け、相場の勢いを見るテクニカル指標です。

OBVの基本的な前提は、OBVの変化は価格の変化に先行するということです。OBVの上昇により、一部のプロ投資家の資金流入が見て取れ、一般の投資家がそれに続くことで、価格、OBVともに急騰するという考え方です。

OBVのブレイクアウト

OBVが上昇または下降のトレンドに変化するとき、「ブレイクアウト」が起こります。

通常、OBVのブレイクアウトは価格のブレイクアウトに先行するため、投資家は上向きのブレイクアウトが起きたときは、買い注文をした方がよく、同様に、OBVが下向きのブレイクアウトを起こしたときは、投資家は売り注文をした方がよい、と考えます。そして、次のトレンド変化が起きるまでポジションを維持します。

Volumes

Volumes

Volumesは、出来高の変化に応じて、色を分けて出来高を表示するインジケーターです。

現在のローソク足の出来高が一つ前のローソク足の出来高より大きいとき、(初期設定では)緑色で表示し、その反対は赤色で表示します。色はプロパティで変更可能です。