決済注文 – 現在の価格でポジションを決済(成行注文)

MT4の決済注文について説明します。決済の成行注文は、価格を指定せずに最新の価格でポジションを手動で決済し、利益や損失を確定させます。基本的には手動での決済だけに頼らずに、許容できる損失金額を決めて損切り(S/L)を設定しておきましょう。

保有ポジションを決済する方法(成行注文)

新規に発注し、約定した注文をポジション(保有ポジション)と言います。

保有ポジションは、利益確定(T/P)・損切り(S/L)で条件(決済価格)を決めて決済できるほか、
価格を指定せずに現在の最新の価格で手動で決済できます(成行注文)。

①決済注文の発注画面を開く

決済注文の発注画面を開く
【発注画面を開く方法(①~③どの方法でも可能)】
①ターミナルウィンドウの「取引」タブからポジションを選んで右クリック⇒「決済注文」を選ぶ

②ポジションの約定価格ライン上で右クリック⇒「閉じる」を選ぶ
 ※①②はダブルクリックで発注画面を開くこともできます。その場合、発注画面の注文種別を「成行注文(新規または決済取引)」に変更して下さい。

③ターミナルウィンドウの「取引」タブから決済したいポジション上の「×」ボタンをクリック

②決済注文を発注する

「決済取引:○○ 決済価格○○」ボタンをクリックして決済注文を発注します。
決済注文を発注する

価格誤差

決済注文(成行注文)は最新の価格で約定するため、発注時点の価格と約定する価格に差(スリッページ)が発生する場合があります。

◆取引単位が1,000通貨単位の成行注文(カウントダウン方式)
常に最新の価格で約定します。
※スリッページ許容幅(価格誤差)の設定は無効となります。
※発注価格と約定価格は、有利な方向にずれる場合もあれば、不利な方向にずれる場合もあります。

◆取引単位が1万通貨単位の成行注文(ストリーミング方式)
発注時点の価格と、約定時点の最新の価格に差がある場合、注文が成立しない場合があります。

約定価格が発注時点の価格とずれても、注文を成立しやすくしたいときは
①「提示価格との価格誤差を有効にする」にチェックを入れ、
②最大価格誤差に、価格のずれを許容する幅を設定してから発注します。
※発注価格と約定価格は、有利な方向にずれる場合もあれば、不利な方向にずれる場合もあります。

(例)
価格誤差10ポイントの設定で価格178.282で発注すると、価格が変化しても178.292(または178.272)までの価格のずれなら許容して約定します。
「ポイント」は価格の最小単位のことです。

ポジション決済の履歴を確認する

決済注文が約定し、決済された注文は、ターミナルウィンドウの「口座履歴」タブで一覧で確認できます。

▼ターミナルウィンドウ「口座履歴」タブ▼
決済注文の結果を確認する
 ※決済注文が約定した場合、注文は「取引」タブの一覧から削除され、代わりに「口座履歴」タブに決済履歴が一覧表示されます。

決済注文の関連情報

▼発注画面を省略したいとき(ワンクリック)▼
ワンクリック注文を設定すると、チャート上のライン右クリックで「注文の取消」や、注文一覧の×ボタンをクリックするだけで注文を取消すことができます。(発注画面は省略される)

※メニュー「ツール」⇒「オプション」⇒「取引」タブの「ワンクリック取引」にチェックを入れてOKボタンで設定できます。

▼決済するときの価格について▼
・買いポジションは、売値(Bid、ビッド)で決済します。
・売りポジションは、買値(Ask、アスク)で決済します。

買値(アスク)と売値(ビッド)には価格差=スプレッドがあり、ローソク足チャートは売値表示です。

▼チャート上に買値(Ask、アスク)を表示したいとき▼
チャート上に買値(Ask、アスク)のラインを表示する方法について

▼保有ポジションの利確(T/P)・損切(S/L)を変更▼
保有ポジションに設定した利益確定(T/P)・損切り(S/L)は、チャート上のラインをドラッグするなどして相場やトレードの目的に合わせて変更できます。

▼一括決済▼
MT4のツールMini terminalでは、通貨ペアごとに全ての保有ポジションを一括で決済することができます。