注文の変更 – ポジションの利確(T/P)・損切(S/L)を変更する

MT4では、保有ポジションに設定した利益確定(T/P)・損切り(S/L)を、チャート上のラインをドラッグするなどして相場やトレードの目的に合わせて変更できます。また、現在価格との価格差で利確幅・損切幅を設定する入力補助についても紹介します。

①保有ポジションの利益確定(T/P)・損切り(S/L)を変更する

MT4では、新規注文が約定すると、チャート上の約定価格・利益確定(T/P)・損切り(S/L)の水準にラインが表示され、保有ポジションを視覚的に確認できます。

保有ポジションに設定した利益確定(T/P)・損切り(S/L)の価格は、チャート上の利益確定(T/P)・損切り(S/L)ラインをドラッグすることで変更後の価格価格差(※)を確認しながら変更することができます。

※価格差=新規注文の約定価格と、変更後の利益確定(T/P)・損切り(S/L)値との差
(利確幅・損切幅)

▼例)買いポジションの損切り(S/L)を変更▼
損切り注文をドラッグで変更
※注文ライン上で、変更後の注文価格がポジションの約定価格から「○○円」「○○ポイント」離れていることを確認できます。(変更前の注文価格からの価格差ではありません)
※上図で-304pipsと表示されていますが、実際は-304ポイント(-30.4pips)です。

※上図では、価格が変更後の損切り(S/L)に到達し、ポジションが決済されると
3,040円(304ポイント)の損失になる、ということが分かります。

▼発注画面▼
「建玉・・・のS/Lを○○、T/Pを○○に変更する」ボタンをクリックで確定
利確・損切変更を確定
※損切り(S/L)・利益確定(T/P)ラインをドラッグ&ドロップで指定した位置の価格が、
発注画面の「決済逆指値(S/L)」「決済指値(T/P)」に設定されます。
※発注画面上で、改めて変更・設定も可能です。
※ポジションの約定価格自体の変更・取り消しはできません。

【用語について】
・決済指値注文=利益確定(T/P、テイクプロフィット)注文
・決済逆指値注文=損切り(S/L、ストップロス)注文

【利益確定(T/P)・損切り(S/L)を変更できないとき(価格が近すぎる)】

決済指値(=利益確定、T/P)・決済逆指値(=損切り、S/L)の価格(変更後の価格)が
現在価格に近すぎるときは、「建玉・・・のS/Lを○○、T/Pを○○に変更する」ボタンが灰色になり
クリックできません(変更不可)。

発注画面下に「現在価格から50ポイント圏内の注文は発注できません」と表示されているときは、
現在価格から50ポイント以上離れた価格で利益確定(T/L)・損切り(S/L)を設定します。

②その他の変更方法(メニュー)

MT4では、チャート上のラインをドラッグしてポジションの利益確定(T/P)・損切り(S/L)設定値を変更するほか、次の方法でも変更できます。

①ターミナルウィンドウの取引タブから注文を選んで右クリック⇒「注文変更または取消」
※注文をダブルクリックでも可能

②チャート上の注文ラインを右クリック⇒「注文の変更」
※ラインをダブルクリックでも可能

▼発注画面を開く(注文の変更)▼
利確・損切をメニューで変更

▼発注画面▼
決済逆指値(S/L、損切り)、決済指値(T/P、利益確定)を設定し、
「建玉・・・のS/Lを○○、T/Pを○○に変更する」ボタンをクリックで確定
メニューから開いて利確・損切変更を確定

③入力補助を活用する

MT4の発注画面(注文変更)では、利益確定(T/P)・損切り(S/L)変更のとき、
現在価格との差(利確幅・損切幅)を指定して値を計算する入力補助を利用できます。

▼入力補助▼
利確・損切変更の入力補助

①現在値との差に、損切幅・利確幅(現在価格と損切り・利益確定値の差)をポイントで入力します。
最小の設定幅(上図では50ポイント)以上を設定して下さい。
⇒下の②「下段にコピー」ボタン上の価格に、現在価格と①で指定したポイント分離れた価格が設定されます。

②「下段にコピー」ボタンをクリック
⇒下の③決済逆指値(S/L)に②の価格が設定されます。

「建玉・・・のS/Lを○○、T/Pを○○に変更する」ボタンをクリックで確定

「ポイント」は、価格の最小単位です。現在価格が93.650で200ポイント離れたところに買い注文の損切り(S/L)を設定するとき、93.450 (93.650 - 200ポイント)です。

現在価格と損切り(S/L)の差と、実際の損失幅について

上記の入力補助では「現在価格との差」を使いますが、
ポジションの約定価格と損切りによる決済価格との差が実際の損失幅です。
※利益確定(T/P)の場合も同様です。

買い注文約定後、価格下落
現在価格から100ポイント離れた損切り(S/L)でポジションを決済しましたが、
実際の損失幅は約定価格との価格差150ポイント

買い注文約定後、価格上昇
現在価格から100ポイント離れた損切り(S/L)でポジションを決済しましたが、
実際の損失幅は約定価格との価格差50ポイント

▼参考:Mini terminal▼
MT4のツール「Mini terminal」では、注文マーカーをドラッグして注文を変更したり、利益金額・損失金額から利確幅(T/P)・損切幅(S/L)を計算して注文を変更したりできる便利な機能を利用できます。

▼参考:注文の取消▼
新規の指値・逆指値注文や利益確定(T/P)・損切り(S/L)自体を取り消し・キャンセルしたいときは「注文の取消」が便利です。